住宅ローンと不動産のニュースをまとめない

住宅ローン、不動産についての気になったニュースや話題をまとめるつもりでしたが、まとめられずに。

会社経営でなにかひとつ勉強するとしたら簿記3級をおすすめします

小さな会社を運営していくのなら、日商簿記3級を勉強しておくとなにかと役に立ちます。

実際の試験に受かる必要はありません。複式簿記の概念や仕訳、決算書を理解できればじゅうぶんです。

簿記なんてとおもわれるでしょうが、事業全体への間接的な利益は、投資する時間に対してかなり高い見返りがあるものだとおもいます。

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photo by Tulane Public Relations

十人以上の社員を抱えているような企業でしたら、経理専門の社員がいたり、税理士と顧問契約を結んでいることは一般的です。

通常は任せているだけで済んでいくのですが、決算書というのがだいたいどういう感じのモノか、損益計算書や貸借対照表がどういう計算から導き出されているのかがわかれば、会社の状態を把握しやすいはずです。

今後の会社の方針、たとえばどのくらい設備投資ができるかとか、どんな支出が増加しているかなど、感覚的に掴みやすくなります。

 

株式投資をされている方にしてみれば決算書を読むというのは当たり前のことに近いのですが、小さな会社の経営者は営業や技術をもって会社を興したり継いだりしている方が多いので、自分の会社の決算書に目を通したことがないという方は決して少なくありません。

五年分くらいの決算書を手元に用意していつでも閲覧できるようにしておくと、業績の変化もわかります。

売上に直接つながるものではないのですが、トップが常に会社の状態を把握できるのはとても有効だとおもいます。

 

簿記の勉強をおすすめしているものの、会社の経営、特に独立起業した人にはなかなか時間がないのも事実です。

急いで概略を掴みたいという方には、比較的簡単なテキストでおすすめできます。

スッキリわかる 日商簿記3級 第6版 [テキスト&問題集] (スッキリわかるシリーズ)

スッキリわかる 日商簿記3級 第6版 [テキスト&問題集] (スッキリわかるシリーズ)

 

受験をする必要はないとはいえ、あまり日にちがあくと忘れてしまいますから、1日おきに自分のペースで少しずつ進めていくのがいいでしょう。

 

ちなみに私は最初、上記のテキストを読んでいましたが、学生時代から問題集をときながら勉強する方が捗る人間だったので、こちらを使いました。 

合格トレーニング 日商簿記3級 Ver.7.0 (よくわかる簿記シリーズ)

合格トレーニング 日商簿記3級 Ver.7.0 (よくわかる簿記シリーズ)

 

(といっても、どちらも利用したのはずっと前のバージョンですが)

 

この合格トレーニングの問題集は対比したテキストが別売りなのですが、上記の「すっきりわかる」である程度理解していたこともあって、変則的ですがわからないところはネットで検索して調べていました。

ただ一手間かかりますので、下記のテキストを購入した方が時間の節約は出来るかとおもいます。 

合格テキスト 日商簿記3級 Ver.7.0 (よくわかる簿記シリーズ)

合格テキスト 日商簿記3級 Ver.7.0 (よくわかる簿記シリーズ)