会社名に関する記事について気になったこと
会社名は前株・後株どっちが良い?会社名は何文字まで?似た会社名を付けると訴えられる?~会社起業の道標 - マネー報道 MoneyReport
人気ブロガーのマネー報道さんの記事です。
すでに注釈が入っていますが、同じ法人名でも登記できる、という意味なので、たとえ著名ではない会社名だとしても、なるべく同名、あるいは類似の名前での登記は避けた方が無難です。
法的な問題にならなくても、多少なりとも地元で名前の知られている企業でしたら、近隣での不評は避けられないかとおもいます。
所在地は単に会社を置いておく場所というだけでまったく地元で商取引を行わなければいいのでしょうが、ビジネスを行っていくといろいろな繋がりができたり、なにがあるかはわかりません。特に地方でしたら差し支えが起こる可能性もありますので、その点もよく考えて名前を決めた方がよいです。
同名や類似の社名を検索するには
トラブルを避けるためにも、登記の前に検索をして、近隣に設立予定と同名、あるいは類似した名称の法人がないかを調べておくべきです。
設立予定地を管轄する登記所へ行けば専用の端末が置いてありますし、係の人に聞いて使用方法を説明してもらうこともできます。
登記所が遠い場合でもオンラインでの登記情報検索サービスでも可能です。
私が実家を法人なりしたときは、登記所で閲覧申請をして分厚いバインダーの台帳で確認していましたが、今はかなり楽になっているはずです。
長い社名は実務上不利になることもある
PCが普及してから、かなりの文書がデジタル化されて手書きの文字を書く回数は減りましたが、それでもビジネスでは手書きで書類を書くときが少なくありません。
法人名や法人名+代表取締役云々まで、何枚も書かなければならないときはなにかとたいへんです。
また印章やゴム印も正式な名前を彫りたいときなど、サイズやデザインに制限が生じたりすることもあります。
法人名は登記の際にもっとも頭を悩ませる部分でもあります。
奇抜な社名は覚えられやすい反面、実務や信頼性に不利を生じることもあります。
かといって平凡な社名は埋もれてしまいます。
オリジナリティがあり会社のイメージを端的に表しつつも簡単な名称があればいいのですけど....まあそんな名前がそうそう見付かるわけもなく....
でも夢と希望に溢れている時期でもありますのでたのしい時間でもあります。
これから独立して法人設立を目指す方に、よい会社名が思いつきますように。