首都圏の不動産ブームを支える外資マネー
日本の株式市場において外国人マネーは相場を大きく左右する要因ですが、今の首都圏での不動産ブームも同じく外資によって支えられている部分も少なくありません。
日本の不動産に「投資妙味」か・・・海外から資金流入=中国メディア 2015/01/16(金) 06:36:31 [サーチナ]
上記の記事の大元のニュースはこちらでしょうか。
要因としては、円安に加え、東京の賃貸の空室率が低くなっている割に、地価の伸びはそれほどでもなく、他の世界の各都市たとえばロンドンやニューヨークと比較しても割安感があることがあげられています。
また東京でのオリンピック開催も大きな要素となっています。
この辺りの状況は前にも記事にしたような記憶があります。
ですが最近は少し変化も出てきているようでこんな話も出ています。
【台湾】昨年の東京不動産成約額、80億元=日本信義[建設]/NNA.ASIA
これは台湾から流入している不動産マネーの話なのですが、昨年の取引金額は一昨年よりやや下回ったそうです。
一昨年はとにかく東京の物件ならなんでもという状況だったのが、情報が増えるとともに、物件の吟味を慎重に行うようになっているとか。利回りなどをかなり考えているようです。
もっとも台湾自体の不動産の高騰や、不動産関連の税制によっては、東京への投資が増える可能性も指摘されています。