住宅ローンと不動産のニュースをまとめない

住宅ローン、不動産についての気になったニュースや話題をまとめるつもりでしたが、まとめられずに。

MVNOで使いたいSIMフリースマートフォン

MVNOのSIMに乗り換えれば、キャリアのスマートフォンでも料金の恩恵は受けられます。
ですが、せっかくなら不要なアプリがデフォルトでたくさん入れられているものではなく、キャリアの束縛を逃れたSIMフリーのAndroidスマートフォンを用意したいものです。

そこである程度の不満のでないスペックで、Android5.0へバージョンアップすることがほぼ確実な機種をリストアップしてみました。

簡単なスペックと独断(と偏見)の寸評を加えています。

※今回はiPhone、WindowsPhone、キャリアやMVNOのSIMとセット購入が前提のスマホは除いています。

 

日本国内で正式に発売されているもの

日本国内の正規代理店、あるいは現地法人の直販で購入が可能で、修理等のサポートが国内で受けられるスマートフォン。

◎ASUS ZenFone 5

【国内正規品】ASUSTek ZenFone5 ( SIMフリー / Android4.4.2 / 5型ワイド / microSIM / 16GB / LTE / ゴールド ) A500KL-GD16

格安スマホの大本命。
スペックとしては面白みはないが、その分、大きな欠点もない。なにより価格が安く、キャリア契約とのセットでも端末単体購入でも選択肢が豊富。
ハード自体に特にこだわりがないなら真っ先におすすめできる。
日本モデルはデフォルトでATOKが入っているところも大きい。
なおサイズ違いのモデルもあるが日本では正式に発売されていない。

【ASUS ZenFone 5 スペック】
CPU: Qualcomm Snapdragon 400 1.2GHz (4Core)
RAM: 2GB
DISPLAY: 5inch / 1,280X720 (HD)
SIM-Type: microSIM
Size: 72.8 × 148.2 × 10.34 mm / 145g

◎Google Nexus 6

Google Nexus 6 XT1103 並行輸入品 (32GB, ダークブルー)

Nexusシリーズの最新作。MotorolaのMoto X (2nd Gen.)がベース。
Google純正の最先端のAndroidスマホでファブレットサイズ。
現在発売中のAndroidスマホで、将来的にもっともアップデートされる可能性が高い端末。
GooglePlayで入荷しても即完売してしまうため、なかなか手に入らない。
SDカードスロットが無くデータは本体かクラウドに保存が基本。

【Google Nexus 6 スペック】
CPU: Qualcomm Snapdragon 805 2.7GHz (4Core)
RAM: 3GB
DISPLAY: 6inch / 2,560 X 1,440 (WQHD)
SIM-Type: nanoSIM
Size: 82.98 x 159.26 x 10.06 mm / 184g

◎Google Nexus 5

nexus5 16GB ブラック Google  LGD821 (EM01L) simフリー

ベースはLG G2で、一世代前だが今でもじゅうぶん問題のないスペックを持つ。
将来のアップデートを重視するなら、Nexusシリーズ。
日本で販売されているグローバルモデルはBand19に対応しておらず、FOMAプラスエリアが非対応。
こちらもNexusはSDカードスロットが無くデータは本体かクラウドに保存が基本。

【Google Nexus 5 スペック】
CPU: Qualcomm Snapdragon 800 2.26GHz (4Core)
RAM: 2GB
DISPLAY: 5inch / 1,920 X 1,080 (FullHD)
SIM-Type: microSIM
Size: 69.17 x 137.84 x 8.59 mm / 130g

◎Huawei Ascend Mate7

Huawei Technologies Co., Ltd Huawei(ファーウェイ) SIMフリースマートフォン Ascend Mate7 ホワイト MT-J1/W+MPS

Huaweiのフラッグシップ機。
ファブレットサイズとはいえ、そこまでの重量を感じない。
スマートフォン初のオクタコアプロセッサ搭載で話題に。最新スペックでありながら、値段が抑えられている。
残念なのがこのスペックでRAMが2GBなこと。海外では3GBの上位スペックを持つモデルもあるが、日本では未発売。
こちらもFOMAプラスエリア非対応なのが残念。

【Huawei Ascend Mate 7 スペック】
CPU: Hisilicon Kirin 925 1.8GHz / 1.3GHz (8Core)
RAM: 2GB
DISPLAY: 6inch / 1,920 X 1,080 (FullHD)
SIM-Type: microSIM
Size: 157 x 81 x 7.9 mm / 185g

◎Huawei Ascend P7

Huawei SIMフリースマートフォン Ascend P7(ブラック)(LTE対応) ASCEND P7 L10/BK

同じくHuaweiのミドルスペックモデル。
ZenFone5よりもやや上回るスペックでありながらも軽量。値下げ後はZenFoneとほとんど価格が変わらなくなった。
ただしこちらもMate7と同じくFOMAプラスエリア非対応。
それさえ問題なければ、現在、日本で一般的に手に入るコストパフォーマンス最強の Simフリースマートフォン。

【Huawei Ascend P7 スペック】
CPU: Hisilicon Krin 910T 1.8GHz (4Core)
RAM: 2GB
DISPLAY: 5inch / 1,920 X 1,080 (FullHD)
SIM-Type: microSIM
Size: 139.8 x 68.8 x 6.5 mm / 124g

国内未販売モデル

国内で正式発売されていないため、故障時の修理などサポートを受けるに当たってそれなりのスキルを要求されるモデル。

◎HTC One (M8)

HTC One M8 32GB LTE SIMフリー (シルバー(silver))

メタリックなHTCのフラッグシップ機。
発売は1年ほど前だが、現在でもじゅうぶんハイレベルの端末。
ミドルクラスのE8というモデルもあり。HTCは日本でもキャリアに提供しているが、M8もE8も発売されていない。
未だにそれなりの価格を誇るがRAMが2GBなのが残念。
GooglePlayEditionもあったが販売を終了した模様。

【HTC One (m8) スペック】
CPU: Qualcomm Snapdragon 801 2.5GHz (4Core)
RAM: 2GB
DISPLAY: 5inch / 1,920 X 1,080 (FullHD)
SIM-Type: nanoSIM
Size: 146.36 x 70.6 x 9.35 mm / 160g

◎LG G3

LG G3 D855 16GB White 【並行輸入品】

Nexus5の元となったG2の後継機。
発売当初は反応が悪くスペック不足かと言われたが、アップデートで改善した。
かなりのハイスペックを誇り、日本ではauがこの機体をベースにした端末を発売しているが、当然Simフリーではなく、独自機能が山盛りとなっている。
高精細のディスプレイが特徴だが、あまり癖はなく面白みは少ないかも。

 【LG G3 スペック】
CPU: Qualcomm Snapdragon 801 2.5GHz (4Core)
RAM: 2GB(16GBtype) / 3GB(32GBtype)
DISPLAY: 5.5inch / 2,560 x 1,440 (WQHD)
SIM-Type: microSIM
Size: 146.3 x 74.6 x 8.9 mm / 149g

 

白ロムや今後の新モデルも

ここでは書ききれない機種としては、SIMフリーではなく白ロムですが、SonyのXperia Z3 Compactがあります。
ドコモのMNPばらまきにより、海外よりも1万円ほど安くオークションで手に入れることができるので、そういった機種を狙ってMVNOのSIMを入れるのもひとつの手です。

 

また上記のモデルでは、ZenFoneとHTC Oneが新モデルが出る予定です。
特に春に出る予定のZenFone2は、先日の発表によると今機種を超えるスペックとコストパフォーマンスにすぐれたモデルとなりそうです。

 

Android端末で重視したい将来のアップデート

現在、Nexusシリーズを除く端末では、Androidのバージョンは4系列です。
今回上げたリストではすべてLollipopへのバージョンアップが予定されていますが、将来的なバージョンアップはメーカー次第なところもあります。

Googleでは古いAndroidのバージョンにセキュリティパッチを開発しないことを表明しましたので、なるべく最新のバージョンを利用できる方がよいのは言うまでもありません。

ですが、メーカーにとって販売終了したモデルのバージョンアップは、費用がかかる割に利益になりません。そのためスペックの低いモデルは切り捨てられる可能性があります。

将来的にもっともアップデートされる可能性のモデルはGoogleのNexusシリーズか、もしくはここではあげていませんが、日本では発売されないGooglePlayEditionの端末となります。

 

もっと廉価な端末もあり、1年から2年程度で乗り換えていくのでしたら構いませんが、最近はそれなりのスペックを持つモデルなら長期間使用できますので、やはりアップデートの有無は重要視したい点です。