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住宅ローンと不動産のニュースをまとめない

住宅ローン、不動産についての気になったニュースや話題をまとめるつもりでしたが、まとめられずに。

ビジネスでも安心して使用できる商用利用に向いたフォント

デザイン関係の仕事をされている方なら押さえていることでも、そうでない職種にとって、フォントのライセンス関係の理解はややこしく面倒なことです。
特に商用利用は制限されていることがあり、気をつけておかないと後日、問題となる可能性もあります。

PDFへの埋め込みを含むビジネス文書等での利用は、今ではさすがに一般的なフォントで利用不可のところはほとんどないとおもいますが、バナーやアイキャッチに文字として載せられるかはいまだに芳しくない会社もあります。 

昔からの職人気質の会社ですと、デジタルのことに関心が薄かったり、個人利用しか想定しておらず、廉価で販売しているという状況もあるので、いまだにやっかいな点ではあります。

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フォントの商用利用でたいせつな3つの条件

仕事でも安全に使えるフォントとしては、次の3点が重要だと考えます。

  1. 制作者が明確であり信頼できること
  2. 使用許諾範囲が明確であること
  3. 一般に想定される使用が許可されていること

1)は特にフリー素材としてネット上で公開されているフォントを扱うべきかどうかという点です。
フリー素材としてライセンスが明確かつ商用利用も可能で、優秀なフォントはいくつもあります。
しかしビジネスで利用するには、個人制作のフォントは責任問題があやふやなところもあり、あまりおすすめできません。
著名で長期間公開されているフォントならばまず間違いはないはずですが、過去にはそういったフォントも剽窃のトラブルがありました。
タイプフェイスに関しては著作物として保護されないのではないかという法的な問題もあるのですが、やはりクリアにしておきたいところです。

MS明朝MSゴシックは商用利用不可だった時期がある

2)と3)は分けて書いていますが、事実上セットです。
通常、一般的に考えられる利用方法が可能であり、具体的な利用例が公開されていることは必須だと考えられます。
本来ならば、やや特殊な仕様例だけでもいいのかもしれませんが、ビジネス文書やPDFのエンベッドはもちろんのこと、画像や映像に乗せられる範囲での利用に制限がかけられていることも昔はそうめずらしくありませんでした。 
何年か前のことになりますが、Windows付属のMS明朝とMSゴシックが、商業利用は別料金という情報が話題となりました。
MSフォントの制作はリコーだったのですが、問い合わせに対してこのフォントを個人と社内での利用に限るとしたため、多くの人がよくわからないうちにライセンス違反状態になっているという状況を生んでいました。
これは後日、撤回されるのですが、Windowsはビジネス利用も想定されたOSであったにもかかわらず、制限があったことは当時かなり衝撃的なニュースでした。

商用でも安心して使用できるフォント

現在、一般的に手に入りやすいフォントで、安心して商用利用できるフォントから、利用したことのあるフォントをあげることにします。 

モリサワ

ライセンス周りでは非常に使いやすく、実用的な書体が大量にそろっています。
それほど書体にこだわりがなければ、基本7書体パックとなにか他のフォントがあれば、大抵事足りるかなとおもいます。
購入形態も豊富で、モリサワのすべてのフォントに他者のフォントも加えた年間ライセンスパック(MORISAWA PASSPORT)もあります。

MORISAWA Font OpenType 基本7書体パック

MORISAWA Font OpenType 基本7書体パック

 

千都フォント(大日本スクリーン)

Apple系での標準フォントであるヒラギノファミリーで有名です。
人気の高いフォントで、一太郎やモリサワのMORISAWA PASSPORTでも使用可能です。 

千都フォント OpenType Ver8.1 OT-00 ヒラギノ 基本6書体パック / Hybrid

千都フォント OpenType Ver8.1 OT-00 ヒラギノ 基本6書体パック / Hybrid

 

白舟書体

楷書、行書、草書といったベーシックな五体をはじめ、書家がデザインされた筆文字が数多くそろっています。   

白舟書体 極2(きわみ2) / TrueType Hybrid

白舟書体 極2(きわみ2) / TrueType Hybrid

 

ここに掲載したのは使用しているフォントだけですが、この他にフォントワークスなどのフォントが利用しやすいフォントとして有名です。

フリーのフォントでは配布母体の信頼性を 

フリーのフォントは、トラブル時の際に保証がされないのでビジネスでの使用は厳しい組織では敬遠されますが、母体がはっきりしているところのフォントでしたら、ある程度は割り切って使用も可能でしょう。

IPAフォント 

独立行政法人情報処理推進機構 (IPA)によって配布されているフォントで、様々なLinuxのディストリビューションでも、標準の日本語フォントとしてこのIPAフォントやIPAフォントをベースにしたフォントが使用されています。

制作側がはっきりしており信頼度も高いので、フリーのなかでは安心して使えるフォントです。

IPAexフォント/IPAフォント