住宅ローンと不動産のニュースをまとめない

住宅ローン、不動産についての気になったニュースや話題をまとめるつもりでしたが、まとめられずに。

新年度の始まり、住宅ローンの固定金利は連続して僅かに上昇

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新年度を迎え、値上げに民法改正と、不動産や住宅ローンに関係するものも動きが出ています。
固定金利も引き上げで、三菱東京UFJ銀行、三井住友銀行、みずほ銀行の3大メガバンクは10年固定型の金利を0.05%引き上げています。
りそな銀行や三井住友信託銀行は据え置き。
また変動金利は変わらずです。

固定金利の代表格であるフラット35の4月金利は3月よりやや上がり、融資率9割以下返済期間20年以内の金利は1.31%となっています。

今年に入り、国債価格が軟調のためこれで2ヶ月連続の上昇となっています。

フラット35で太陽光発電の売電収入の年収加算にダブルフラットがはじまる

もっともフラット35は金利よりも新しい動きがありました。

ひとつは太陽光発電の売電収入を年収に加算できるようになった点です。
これにより借入金額が増加する可能性があります。

ただ太陽光発電はリスクもありますし、あまり考えずに不用意に導入してしまうのはあまりおすすめできません。

太陽光発電を利用した節税に関しては以下の記事も参考になりそうです。

moneyreport.hatenablog.com

 

もうひとつ、この4月から新たにダブルフラットという商品が登場しています。
ライフプランを想定して2つのフラットを組み合わせ、退職や子供の進学にあわせた生活費の変化を考えた返済額を決められるというものです。
ただし、こちらはまだ取り扱う金融機関も少なく、楽天やSBIモーゲージといった人気の住宅ローンが出ていません。

ですがそれよりも、フラット20という名称を公式的に使っていることが気になりました。
これまでフラット20という名称については、一部の金融機関以外ではあまり用いられておらず、住宅金融支援機構ではもっぱらフラット35の返済期間20年以下の優遇金利として扱われていました。
なにしろ長くいつも書きにくいのでフラット20という名称が正式になれば助かりますし、個人的に住宅ローンは35年より20年くらいで返せる程度の借り入れの方が安心ではないかとおもっているので、フラット20という名前がもっと前面に出てくれればよいのですが、どうでしょうか。