読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

住宅ローンと不動産のニュースをまとめない

住宅ローン、不動産についての気になったニュースや話題をまとめるつもりでしたが、まとめられずに。

空き家バンクを眺めていて気になったことを

不動産関連の問題

今のところ、住まいを変える予定はないのですが、将来もこの場所に住み続けるべきなのかどうかという疑問もあります。
たしかに今の住まいは便利な場所にあるのですが、周囲の事情をみていますと、昔と比べると近所から小さなスーパーや店舗がかなり消えています。
大型スーパーがあるとはいえ、徒歩1キロ圏内からは外れていますし、まだ老後は先のこととはいえ手近で済ませようとなると、ネットスーパーやコンビニが頼りとなります。
反対にいくつかの駅から近いという利便性は、高齢になって出歩かなくなってくればあまりメリットにならないのではないかもしれません。 

そんなこともあり、時間があるときに、どこかいい住まいはないかなと、半分はネタ探しもかねて見ています。最近は空き家バンクもちょくちょく覗くようになりました。

空き家バンクだけでなく、地方自治体が行っている移住政策などもとても興味深いのですが、反面、気になったこともいくつかありました。

http://www.flickr.com/photos/14111752@N07/7502343154

photo by AlicePopkorn

空き家の登録物件に別荘が少なくない 

ひとつは空き家として登録されている物件のうち、地域によって別荘として建てられたものがかなりある、ということです。

もちろん別荘も人が住むことができる建物ですから、空き家として問題はないのですが、本来は一時的(年に数日から数週間)での暮らしを想定しています。

一般的な住宅とは異なることもあり、定住して1年24時間暮らすとなるとなにかと不便がでてくることがあります。

ガス・電気・水道のインフラが脆弱だったり、収納や部屋の配置などが日常生活にそぐわなかったり、生活圏から大きく外れているために行政の目が希薄な場所であったりもします。セキュリティ関連も気になります。

なにより日常の生活がクルマ前提になることや、維持管理がかなりたいへんなことも少なくありません。

わかって購入する分には良いのですが、あまり深く考えずに空き家を探していて、いざ現地まで長い時間をかけて下見に行ったのにイメージとはかけ離れていたり、購入後に無理が出ることもあるかもしれません。

今後、空き家の売買が浸透していくのでしたら、通常の住宅と別荘は分けるなどして掲載した方がよいのではないかとおもいます。
また、空き家の紹介と共に、こうした別荘を購入して日常の住居として使用する上での注意点などもしっかりと説明があれば、後々のトラブルを防げるのではないでしょうか。

農地の売買貸借には許可が必要

もうひとつ気になったのが農地です。
地方の空き家を購入する動機として、農業や家庭菜園、ガーデニングをしたいという人も多いようです。
そんな夢を叶える土地までついてくる空き家もあるのですが、なかには注意書きに農地とだけ書かれているものや、これは農地ではないかとおもわれる土地が入っていることもあります。

農地の売買や貸借は、農地法あるいは農用地利用集積計画に基づいて、農業委員会や市町村の許可を得る必要があります。
耕作機械の所有であったり、農作業に常時従事していないいけない(所定の日数)、面積などの条件があり、自治体によっても異なります。私自身は農地の売買は未経験なのであまり詳しいことはわかりませんが、あらかじめ専門家に相談して許可を得てからでないと登記もできませんので注意が必要です。

農業を行っていない人ですと、意外と見落としがちな点ですし、知らない方もいるのではないでしょうか。

http://www.flickr.com/photos/28792061@N05/12170348023

photo by kBandara

空き家バンクは性質上、遠方で土地勘のない人たちに利用されることが多くなります。
今はまだ空き家バンクもわかっている人が利用しているのだとおもいますが、空き家が人口に膾炙するにつれて、利用者は増加するのではないかと予想されます。
そのときまでにもう少しあまり不動産のことをわからない人たちのために改善できたらよいのではないかと、そうおもいます。