ういろうの味は賞味期限でわかる? オススメする名古屋のういろう
ういろうといえば、名古屋名物として有名なもののひとつです。
ですが知名度に比べて、他の地域の方に必ずしも評価が高いお菓子ではありません。
山口や小田原など他の地域のういろうと比べると、やはり劣るという声はよく聞かれます。
これはおそらくお土産物として有名なメーカーの特徴によるものではないかと思われます。
ういろうは賞味期限が短いものを選ぶべし
ういろうは米粉や小麦粉を蒸してつくる蒸し菓子です。その性質上、水分量が多く日持ちがしません。
真空パックなどを利用すればある程度は日持ちはするのですが、お土産ものとして有名なういろうはそれに加えさらに日持ちがするよう改良をしているため、パサパサしているので、どうしても風味や食感に影響が出てしまいます。
要するに、美味しいういろうはあまり日持ちがしないと言えます。
そこで比較的、出張帰りの方でも買いやすくお土産にしやすいういろうをあげてみます。
餅文総本店
名古屋のういろうの元祖的な老舗です。
定番の棹物以外にも小さな丸いういろうや季節限定品など種類は豊富です。
店舗以外ではの名古屋駅構内のキヨスク、JR名古屋高島屋、中部国際空港でも買えますが、おそらく定番商品以外はあまり置かれていません。
賞味期限は商品により7日から14日間です。
雀おどり總本店
同じく老舗の和菓子店です。
棹物と一口サイズの小さなういろうが売られています。餅文よりも種類は限られています。
店舗以外では名古屋駅構内のキヨスクやJR名古屋高島屋、中部国際空港で販売されています。
賞味期限は10日間です。
おみやげにはこのあたりが、比較的賞味期限も長めで買いやすい名古屋ういろうでしょう。
有名なお土産メーカーと比べてかなり風味や食感が違うかとおもいます。
ですがさすがに1ヶ月は持ちませんし、保存の際も注意する必要があります。
虎屋ういろ
名古屋ではなく三重県は伊勢のういろうですが、名古屋駅周辺の百貨店で販売店がいくつも入っています。
種類も比較的多く、季節限定品もあります。
名古屋のういろうが米粉が中心であるのに対し、虎屋は小麦粉を使っていますのでやや固めです。
フィルム充填ではなくその場で包んでくれます。なのでとにかく日持ちがしません。翌日までには食べてください。
伊勢名物ういろ 和菓子の製造販売|創業大正十二年 虎屋ういろ
松平まんじゅう
豊田は松平にある和菓子店です。
まんじゅうが有名ですが、黒糖のういろうもつくっています。
おそらく名駅周辺では売っていません。なのにどうしてこれをリストに載せるかというと、名古屋へはトヨタ系列の企業に出張される方も多いのではないかと思うからです。
ここの本店が岡崎から北へ行き、豊田の山奥の細い路沿いにあるので、最近では西三河の大型スーパーなどで出張していることもよくあります。
虎屋と同じでこれもまったく日持ちがしません。翌日までには食べた方がよいでしょう。
松平まんじゅう 和菓子 黒糖まんじゅう 株式会社ふるさと本舗
この辺りは他にも三角形のういろうは今でも地元のスーパーなどで売られているのですが、これはさすがにお土産には向かないですね。味もそれなりです。