戸建ての管理~水道管からの水漏れ
戸建ての維持管理のうち、漏水も怖いトラブルのひとつです。
蛇口のパッキンが壊れた程度でしたらすぐわかりますのでいいのですが、漏水は目に見えない知らないところで起こっていることもあります。
そこで私の実家で昨年起きたトラブルの例をひとつ。
庭を片付けていると、なんだか公道沿いのコンクリートで固めてある場所に水がたまって流れているのです。
よく観察していると、コンクリートの割れ目から少しずつ水が流れ出していました。
これはもしかして水道管が破損しているのではないかとおもい、水量メーターと止水栓の入っているメーターボックスの蓋を開けると、そこのなかも水で一杯です。
水は透明でしたので、ここから漏水しているのかなと思いましたが、とりあえず手を突っ込んで元栓を閉めてみました。
しばらくすると水量が減ったので、どうやら原因は止水栓よりも家屋の側にあるようです。
急ぎ市の水道課へ電話すると、そのまま指定業者に連絡を取ってくれました。
そして、その間、しばらく水道が使えなくなると行けないので、特に問題がないのなら止水栓は開けておいても構わない、料金はあとで計算します、とのこと。
水道業者の到着は翌日。
調べてもらった結果、かなりの部分の水道管が痛んでいて、そのために漏水していたとのこと。
そもそも実家の水道設備は数十年以上は経っているはずなので、これを機会に取り替えてもらうことにしました。
工事の料金はメーターから自宅までの部分は自費、そして道路へと続く部分は市が持つという形です。
また、漏水は突然起こったわけではなく、先々月あたりから少しずつ拡大していたようで、これまでの月額利用量から算出した量を基に、料金の計算をし直して請求となりました。
どこの市でも漏水時の利用料金の対応は同じだとおもいますが、料金は返金されても、漏水は付近のコンクリートなどを痛めてしまうので、やはり早めに対処をしておきたいものです。
こまめな見廻りもそうですし、明細のチェックも大切ですね。