中国国内の不動産市場は停滞も投資マネーは海外へとシフト
今日はこちらは大雪で大変でした。
朝、目が覚めたらどこもかしこも真っ白。しかも止んだかと思ったら、また降り出して、お昼頃まで降り続いていました。
庭の金柑にも雪がしっかり積もってました。
雪国生まれの人に、なにをこのくらいでたいしたことないよ、と言われてしまったのですが、こちらでは1cmでも積もれば大事なのですから2桁となれば大変です。
待っていたアマゾンの荷物も営業所までも届いていなくて、今日は配達されませんでした。
FOMCの声明を受けて、ここのところの市場の巻き返しが起こっていますが、中国の不動産市場で、11月の新築価格が3ヶ月連続で下落、というニュースです。
11月の中国新築住宅価格は前年比-3.7%、最大の下落幅 | Reuters
中国不動産、3カ月連続で値上がり都市ゼロ 景気も減速:朝日新聞デジタル
ただここ数年ほど、もう何度も中国経済は終わったというような話が出ているので、これが何度目の終了だろうかという感じなのですが、そうかとおもうと、不動産市場は底打ちの兆しという話もこれまた数ヶ月前から出ており、いったいなにが本当なのかどうかよくわからない状態です。
実際、中国経済はきわどい状況にあることは変わらないと推測している向きは少なくありません。
国内の住宅市場の不審とは裏腹に、中国のマネーは海外へと流れており、2014年のアメリカの不動産市場への投資額が過去最高となる予定だそうです。
中国国内の不安定さがその根底にあると見られています。
米不動産に中国マネー 14年投資額、最高水準に :日本経済新聞
日本(東京)の不動産市場への投資額も活発ですし、2014年のアメリカと東京の不動産市場を支えた一因のようです。
しかし来年はどうなるのでしょうか。この流れはまだしばらく続きそうですが、なにかひとつでも大きな事件があれば一気に変わる可能性もあります。
FOMCの声明、利上げには辛抱強いアプローチが必要という文言は、来年9月ではなくむしろ3月以降の利上げの道を開いたという見方もあり、なんだか落ち着かないところです。