住宅ローンと不動産のニュースをまとめない

住宅ローン、不動産についての気になったニュースや話題をまとめるつもりでしたが、まとめられずに。

エナージェルが赤のサインペンに取って代わった日

この時期になると、名簿をプリントアウトして年賀状の差し出しをチェックする仕事が待っています。
自分だけならPC上で済ますのですが、業務関係の名簿は意思疎通がいい加減だと、発注する印刷の枚数が多すぎたり、あるいは少なすぎたりします。
毎年のように名簿に二重に名前がある人や連名の人がそれぞれ別にカウントされていることがあるので、毎年この手のチェックは欠かせません。

先月、その作業に取りかかったところで、赤のサインペンが切れていたので、近くのスーパーへと買いに出かけたのですが、そこの文具コーナーでふとエナージェルを試し書きしてみたのです。

近頃は、ボールペンはゲルか油性で、手紙などは万年筆を使用していたことと、エナージェルは、評判がよすぎて逆に敬遠していました。

 

 

これが試し書きの時点で大ヒットでした。

これまでにないサラリとした滑らかな書き味は、たしかに評判は大げさでなく、さっそくノック式エナージェルの0.7と1.0を購入し使用しています。
今まで赤のサインペンを使っていた用途はこのエナージェルに取って代わられました。 

面白いのはエナージェルはボール径の書き味に対する影響が、他のボールペンと比較して大きいように感じるところです。
特に0.7と1.0ではかなり違いを感じます。

はっきりとした抹消線を引くのが主な用途ですので、本来ならば、注釈用の0.5(もしくはそれ以下)と1.0を使うべきなのでしょうが、試し書きの時点で0.7の書き味がとても好きでしたので、ついそれを購入してしまいました。
もちろんこの辺りの好みはそれぞれによって違うでしょうが....

もうひとつ、エナージェルの特徴はインクの発色です。
赤と青はシグノやサラサなどの他のジェルインクと比べて透明度が高く明るく、黒は濃くなっています。

ただ仕事で文章を書く大半がPCでの作業となってしまった今では、私のボールペンを使う用途でもっとも多いのが複写伝票となっています。
複写伝票はひっかかりがあって重めの軸の方が書きやすいこともあり、使えなくはないとはいえ、筆圧をかけずに書けるのが特徴のエナージェルは、あまり向いている筆記具とはいえないところです。

またインクのカラーバリエーションが黒、赤、青の3色のみなところは残念ですが、これは仕方がないかもしれません。

ちなみにエナージェルのリフィルは一般的なゲルインクのリフィルと同じ300系と呼ばれるタイプですので、他の同タイプのリフィルを使用するゲルインクボールペンや、海外のローラーボールでも利用できる可能性があります。
黒のリフィルを購入して、この手の軸では定番のOHTOのリバティで試してみましたが、問題なく使えています。