住宅ローンと不動産のニュースをまとめない

住宅ローン、不動産についての気になったニュースや話題をまとめるつもりでしたが、まとめられずに。

ケニア紅茶のOPは予想以上にクオリティが高かった

世間ではブルーボトルコーヒーの話題がここしばらく続いているのですが、お茶派の私はコストパフォーマンスのよいお茶を探している毎日です。
紅茶を中心に1日に5~7杯くらいは飲む上に、最近では煎茶やほうじ茶の比重が上がっているので、そこそこの値段でそれなりに美味しく、手に入れやすい紅茶がいいのです。

ですが、この世の中、高くて不味いものは山のようにあっても、安くて美味しいものに出会うことはなかなか難しいというのが現実です。

そんなこともあり、数年ぶりに、紅茶のことをぐぐって読んでいますと、いつの間にかケニアが輸出でナンバーワンの座を獲得しているではありませんか。
以前はアフリカの紅茶はあまりメジャーではなく、あくまでもブレンドに加えているというイメージしかなかったので、おもしろそうだと考えたのです。

頼んだのは以下の紅茶。

ケニア カンガイタOP
http://thumbnail.image.rakuten.co.jp/@0_mall/selectea/cabinet/ikou_20090818/img10182700448.jpg?_ex=300x300&s=2&r=1

 

正直、それほど期待はしていませんでした。
50gで価格が税込400円強というのは、この手の茶園の名を冠した紅茶の値段としては、決して高いものではありません。

ところが実際に飲んでみると、ヌワラエリヤをおもわせる風味なのですが、ヌワラエリアにあるような青臭さが無く、澄んだ甘口の紅茶でした。
渋みの強い紅茶が好きな人には物足りないかもしれませんが、かなりレベルの高い紅茶ではないかとおもいます。

もっともOPと一緒に、ケニア紅茶では主流のCTCも頼んだのですが、そちらは少し物足りなく感じましたので、アンオーソドックス製法ではイメージ通りなのかもしれません。

ケニア紅茶産業の事情 

ケニヤの茶園は、人類誕生の学説でもよく取り上げられるグレートリフトバレーの東西に存在しています。 

背景|ケニアの茶産業|主要産業|ビジネス情報|駐日ケニア共和国大使館

ケニアの紅茶生産(アフリカ全体の紅茶産業)の特徴として、近代的な生産体制と無農薬栽培があげられます。

ケニアの場合、アジアと地勢上の理由で、ユーラシアから病害虫が入りにくいという利点がある上に、密集栽培が中心で下草が生えにくいという理由もあります。 
とはいえ教条的に忌避しているのではなく、茶園の入り口でクルマのタイヤにするような形で使用されています。

摘採は手摘みが中心のため、品質の管理がしやすく、一方で製茶は機械を導入しての製造が行われています。

ケニアの紅茶産業は、コストダウンと品質維持を非常に重視している点が垣間見えますし、海外市場への売り込みもかなり意識しているようです。

インドやスリランカでの茶園経営のイメージとはかなり異なるようで、せっかくなので近いうちに別の茶園のCTCかLPTの紅茶か、ケニア以外のアフリカ紅茶を試してみるつもりです。