住宅ローンと不動産のニュースをまとめない

住宅ローン、不動産についての気になったニュースや話題をまとめるつもりでしたが、まとめられずに。

SUUMOスーモに足りなかったあの機能がついに実装!

2015年5月の段階で、不動産仲介サイトの最大手といえばリクルートグループが運営しているSUUMOスーモです。
登録されている物件の数も、戸建、マンション、分譲から賃貸まで豊富ですし、知名度からしてもとても高いものがあります。

しかし、このサイトにはいくつかの残念な点があります。
その最大の点が、地図から不動産情報を探せないことです。

物件を探す際には、やはり地図から調べられるのが一番ではないかとおもいます。
市区町村レベルよりももっと深く絞り込みたいこともありますし、また最寄り駅から探す機能では、それなりに物件の多い地域では、大量に表示されてしまうこともあります。
そもそもリストで表示されると、SUUMOの登録データの多さが、逆に仇となってしまうことも多いでしょう。
地図から探せるのがやはりそれが最適で、他のサイト、たとえばSUUMOと並ぶ2大大手のHOME'Sホームズをはじめ、多くの仲介サイトは地図から探す機能があります。

しかし、マイクロソフトがBingプラットフォームとSUUMOの情報を統合した、Bing不動産をオープンさせました。

www.bingfudosan.jp

試しに近所の中古マンションをいくつか調べてみましたが、かなり正確な位置に物件が表示されています。

仲介サイトですとしっかり住所を書かなかったり、そもそも物件名すら書いてないこともあるのですが、Bing不動産はそういうことはないようです。
(調べたわけではないのですが、依頼者があまり表に出して欲しくない物件はBing不動産には載っていないかも)

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実は、GoogleMapのAPIを使えば似たようなことができるのではないかと先週思い当たり、調べていた直後だったので、少し複雑な気分ではあるのですが、SUUMOの物件を地図で調べられればと考えていた私にとってこれはとてもありがたいサービスです。

さらに都市計画法で定められた用途地域や、地価公示がオーバーレイで表示できるなど、あればいいのにこれまでにない便利な機能も用意されています。

ただやはりインターフェイスが使いづらく、しばしば地図が他の情報で占拠されてしまうことと、少し重いことが気になります。
この地図に表示する機能は、もしかするとかなりサーバーに負担を掛けるのか、たいていどこの仲介サイトでも表示が遅くワンテンポ、ツーテンポ、待たされます。
そんなこともあってSUUMOでは地図の機能がなかったのかもしれません。

今はまだ実験的なサービスで、PCのみでスマートフォンには対応していませんが、今後の展開が楽しみなサービスです。