不動産ブームはどこまで続く?
ブルームバーグに不動産ブームに関する記事が出ていました。
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-NG00N46TTDS201.html
不動産ブーム、アベノミクス継続なら持続か-住宅には陰りも - Bloomberg
不動産ブームの今後について素人の私見ですが....
おそらく選挙後もしばらくは不動産ブームは続くとおもいます。
選挙結果はわかりきっていますので、金融緩和の継続が確定することで円安基調が崩れることなく、しばらくこの流れでいくはずです。
現在の不動産ブームにはいくつか要因があるのでしょうが、緩和による資金の流れ込みと共に、円安による(この円安も金融緩和の影響が大きいですが)外資の資金流入ではないかとおもいます。
東京の一等地の超高額物件が、その価格にもかかわらず次々と売買されているニュースはここ最近よくみかけるようになりました。
ただ問題なのは、根本に手が入らないことでしょう。
不動産ブームは首都圏を中心とした一部の地域のオフィスや高級住宅のみの話であり、地方に行けば行くほど関係のない話です。
一般の住宅関係の冷え込みもひどいですし、地方の不動産価格は下落しています。
空き家問題に象徴されるように、人口問題など様々な社会問題とも関係してくるために一筋縄ではいかない、というか将来的な解決策がなかなか見えない状態です。
安倍さんが果たしてそこまで手を入れられるのかというと私は懐疑的です。
この問題の解決策はいくつか提案されているものの、全体的に安倍さんの支持基盤と相性が悪く、実行すれば政権の命取りになるのではないかと想像しています。
また世界市場もここのところコモディティ市場、特に原油価格を中心に不安定で、もし世界経済が減速にはいると、やはり大きな影響が出そうです。
そんな予想ですが、こういうのは所詮、開幕前のプロ野球の順位予想のようなものです。
不確定要素があまりに多すぎますし、本当にわかったら今頃大金持ちになれています。
とにかく不動産投資や住宅購入を考えるのでしたら、いつなにがあってもいいように、リスクを考えながら行動することが大切ですね。