IIJのみおふぉんを選んだ理由、そしてBIC SIMにしなかった理由
今月、10年以上契約していたドコモからMNPでIIJのみおふぉんへと移行しました。
みおふぉんについては(BIC SIMですが)、つい先日、マネー報道MoneyReportさんの記事に詳しいので、下記のそちらの記事をご覧いただくとして、....
【開封の儀】MVNO乗り換え!BIC SIMを店頭購入!気になる通信速度は!? - マネー報道 MoneyReport
ここ数年の料金体系の変化は、私のように通話もパケットもそれほど使用しないユーザーにとってはかなりコストパフォーマンスの悪い状態です。
ドコモに限らず3大キャリアはどれも同じで、ヘビーユーザーやMNPで移行するユーザーでなければ、むしろ損をする状態になってしまいました。
経営上、ひとりあたりの収益を増やしたいのはわかるのですが、さすがに使用頻度から考えるとコストが高すぎます。
2年前にもMVNOを検討したものの
実は前回、機種変更をしたときもMVNOサービスへの移行を検討していたのですが、データ専用でIP通話しかなかったこともあり(もしかしたらこのときには日本通信でもう出ていたかもしれませんがが)、最終的に見送りました。
しかしこの2年の間に、通信環境を取り巻く状況も大きく変わり、しかも以前から最有力候補であったIIJmioがこの春より音声通話付きサービスを始めた上に、MNP転入にも対応したことが大きな決め手となり、2年越しの脱茸となったわけです。
当初はEXPANSYSや1shopmobileで販売されている、デュアルSIM対応のスマートフォンを購入し、通話はドコモで、パケットはMVNOでということも考えていましたが、やはり煩雑になるのとハードの選択肢が狭まること、そしてドコモの通話プランが割高になったことで見送りました。
準備としてキャリアメールは早めに使用を中止していました。
それ以前からドコモのSPモードメールはとにかく使い勝手が悪く、Gmailを中心に運用していたのですが、1年前からメインアドレスとしては使うのを中止し、半年前には完全に送受信を終了しました。
もっともGmailもそれほど使いやすいわけではないので、今後の悩みの種ではあります。
みおふぉんの決め手はIIJへの信頼
みおふぉんは全体としてのバランスの良いプランですが、今はMVNOサービスも増え、それよりもコストパフォーマンスのよい通話付きサービスもあります。
また一昔前は速度に定評のあったIIJmioも最近では利用者も増加し、時間帯によってはかなり遅くなることもあるという話は、ちょくちょく見かけるようになりました。
それでもみおふぉんを選択した理由は、IIJへの信頼性です。
そこまで生活で携帯に依存しているわけではないのですが、重要な連絡を取ることもあります。そうでなくとも、今や携帯は重要なインフラです。
私にとってIIJは、日本でのインターネット黎明期の頃からの高品質なプロバイダ(ただし価格も高い)としての記憶があり、法人相手がメインだったこともあり、あまりおかしなことはしないというイメージもあります。
ビジネスですので、将来的な改悪や、ある程度のサービスの悪さは仕方がないにしても、3大キャリアのような複雑怪奇なプランや、長期使用者が損をするサービスにはならないだろうという印象です。
他の同クラスのMVNOサービスと比較して、コストは誤差の範囲であり、MNPで転出を将来的に考えたとしても、最終的に数千円から1万円程度も変わらないだろうという予想もあります。
BIC SIMにしなかった理由
みおふぉんを選ぶ際に、IIJで直接契約するだけではく、イオンなどでもSIMが販売されています。
特にビックカメラが出しているBIC SIMは、通常のみおふぉんのプランにWi2 300というwi-fiスポットが無料で利用できるサービスが付加されており、みおふぉんを使いたいならかなりお得です。
しかし今年の春にプレミアムエリアお試しキャンペーンが終了したことで、その意義がかなり薄れてしまいました。
私の行動範囲にもWi2対応のお店はいくつかあるのですが、これがプレミアムばかりです。
それでいて、これまでの使用状況からすれば、ミニマムスタートプランである月2GBですらなかなか使い切らない状態です。
そもそも普段の利用ではメールが大半であり、特に高速通信が必要なのは、遠出をして知らない場所で迷ったときに地図を見たり、外出先で飲食店を調べたりというのがほとんどで、クーポンを切った状態の200Kbpsでじゅうぶんです。
そもそも足りなくなればクーポンを購入することも可能ですし、場合によっては月額600円増でライトスタートプランへとアップすれば、どこでもLTEや3Gで通信が可能です。プレミアムエリアのために362円を払うよりも、こちらの方が柔軟性が高くなります。
Wi2 300のメリットは対応した店舗等で長時間ネットを利用する人にあると言えます。
あるに越したことはないのですが、私の場合は必要性は低く、おそらくほぼ使わない可能性が高いです。
そうすると、なるべくプロパーのサービスを選択した方が、もしもトラブルが起こったり、サービスに改変があったときも窓口が一本化されており解決がしやすいと判断しました。
※とはいえBIC SIMでは、解約等の受付はすべてIIJになるので、上記のような心配はほぼないとはおもいます。
BIC SIMはビックカメラの店頭カウンターで契約できる
それでもIIJで直接契約するか、BIC SIMにするかどうかは最後まで悩みました。
理由は今月にビックカメラの名古屋駅西店にみおふぉんを契約できるカウンターができたことです。
一般の手続きでは、MNP開始から実際にSIMが届いて使えるようになるまで、1日から2日ほどのタイムラグが生じてしまいます。
しかしBIC SIMカウンターで手続きをすれば、その場でSIMを発行してくれるため、MNPでの移行もスムーズというとても大きなメリットがあるのです。
ところがちょうど今月に限って名古屋に出る用事がありません。
ドコモの契約で解約かMNPをするのは今月でなければ、また2年後まで高い違約金を取られることもあり、ともかく早めにとアマゾンでみおふぉんのパッケージを購入したのでした。
なんだかこれだけでも長くなってしまったので、実際に申し込んでからの話はまた後日に。
IIJ IIJmio SIM 音声通話 パック みおふぉん IM-B043
- 出版社/メーカー: IIJ
- 発売日: 2014/03/29
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